借金返済の心構え
現実を見つめ、借金返済のための行動を起こしましょう
クレジットカードのキャッシングは簡単にお金が手に入る魔法ではないということ。
今の世の中で借金をしないというのは、難しいかもしれません。
ポイントが貯まるからと光熱費をクレジットカードで支払う。家電の買い替えにクレジットカードを使うこともあるでしょう。
生活に必要な生活用品を買う場合、きちんとお金が用意されていれば、クレジットカードは便利なアイテムになります。
しかし、便利なアイテムを間違ったやり方で使えば借金苦に陥りやすいのです。
銀行のカードローンも同じことが言えますが、クレジットカードのキャッシングは出費が多くて、お金が足りない時にはお助けアイテムになりますよね?
返済日にちゃんと返済すれば大丈夫なのですが、利用する回数が増えてるたびに、感覚が麻痺してしまうケースがあります。
生活費が足らなくて、クレジットカードのキャッシングを使い続けてだんだん感覚が麻痺してしまう危険は潜んでいます。
気づいたらキャッシング限度額まで使ってしまったというケースは、女性に多いと言われています。
クレジットカード会社は、元利均等返済を採用しています。
金利と返済額を合わせて月々?円と毎月返済していくシステムです。
一括払いであれば、金利がつかないケースもあります。
大抵は金利を含めた返済額を日々払っています。
・元金均等法
例えば10万円借りて、10回払いの返済するとします。
毎月1万円と利息分が支払う方法です。
毎月利息分が減っていくため、毎月の返済額が減っていきます。
・元利均等方法
借入金10万円、利息分16%。10回払いで返済します。
返済額に利息分あわせて10600円を10回払いで返済しています。
元金とは返済額は変わりません。
残高スライドリボルビング払いは、返済回数が多く、月々の返済額は少ないのですが、返済する期間が長くなります。
元利均等方式の場合、借り入れ金30万円。金利15%。24回払いにすると利息分を合わせた月々の支払いが14,000円になります。
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残高スライドリボルビング払いだと支払い回数が増え、月々の返済が数千円とすみます。
ここが落とし穴なのです。
24回払いより、支払い回数が多いも月々の返済額は少なくなりますが、総返済額は元利均等方式よりも高くなります。
元利均等払いですと、総返済額は35万円ですが、残高スライドリボルビング払いになると、
35万円よりも返済額が高くなります。
ここが「返済しても返済しても、我が暮らし楽にならざり」になってしまう落とし穴なのです。
クレジットカードの返済方法で残高スライドリボルビング払いになっていたら、36回払い、24回払いにして、返済計画を見直すようにしましょう。