車のローン以外にも借金がある!返済不能になったら車はどうなるのか?

車のローンには抵当権がつく

車のローンには抵当権がつく

◆ 借金があると車のローンは組めない

地域によっては車がないと生活出来ないこともあります。
借金を返済している間に車のローンが組めるのかどうか?
事例を見ると大半は借金が別にあると、審査が通りません。

それは何故でしょうか。

車の扱いは複雑

◆ 借金を返済している経済力があるのに、何故?車のローンが組めないのか?

軽自動車は150万円〜200万円と普通車と変わらない額になってきました。
車はローンと車検や維持費と費用がかかります。
毎年の春頃に自動車税を納税する義務も付いてきます。
借金を返済している段階で、車ローンと維持費そして税金を払えますか?
よく、考えてみてください。

◆ 車のローンには抵当権がついている

住宅ローンと同じ車をローンで買う場合は債権者に車の所有権担保が付いています。
抵当権は、ローンの返済が不可能になった場合、車を差し押さえることが出来るとという債権者(ローンを組んだ金融機関)の権利があるのです。
借金の返済能力か不可能になり、自己破産申請を申し出する際に、車も差し押さえ対象になります。
車のローンを組む際に、債務整理の過去や借金の残高を基準にして審査をしていると言われています。
借金の残高が年収より少ない場合は考慮されることもあり得ます。

◆ 債務整理する際に車のローンはどうなるの?

車には債権者の権利である所有権担保が付いている場合は、自己破産以外の任意整理でも、車は差し押さえ対象になります。
「ローンの返済が出来ない場合は、その車を担保にして、返済額を0にします。0にする代わりに車を債権者の保有になるので車を返して貰いますね。」ということが起きるのです。
どうしても車のローンを払えない場合、債務整理を行えば、車は差し押さえられてしまうということを覚えておきましょう。
※車が20万円以下の査定とみなされた場合は、差し押さえ対象から外されます。

◆ 車が絡むと複雑になる債務整理

車は生活に必需品と見なすのか?どうなのか?は債権者や裁判所の判断で左右されます。
車のローンに所有権担保が付いていることを知っておきましょう。
また、債務整理をするとブラックリストに載ります。ローンも7年ぐらいは新たに組むことは出来ません。
債務整理をしないで、借金を返済した場合は、収入面を考慮されてローンが組めることもあります。
1番は弁護士に相談するなりして、的確なアドバイスを受たほうが良いのでは無いかと思います。

最近、カーシェアリングというシステムがあります。
レンタル会社ではなくカーシェアリングの専門サイトから、お気に入りの車を1日何千円で借りれるというシステムです。
カーシェアリングを利用をして、ローンが組めない期間を乗り切るという方法もあります。